振った側は、別れたあと何を考えているのか

振られた側からすると、相手は平気な顔をして次の生活を始めているように見えます。インスタには友達と出かけた写真。LINEのアイコンも変わった。自分だけがあの日に取り残されているような気がする。

でも、別れを告げた側の気持ちも、そんなに単純ではありません。もちろん人によって違いますが、振った側の気持ちには、ある程度よくある流れがあります。

別れた直後:ほっとしている

正直に書くと、別れを告げた直後の相手は、ほっとしていることが多いです。

別れを切り出すまでには、たいてい長い時間がかかっています。言おうか、やめようか。言ったらどんな顔をされるだろう。そういう迷いを何週間も、ときには何か月も抱えていた。その荷物をやっと下ろせたのだから、まず感じるのは解放感です。

この時期に「やっぱりやり直したい」と伝えても、届くことはほとんどありません。相手は今、ようやく楽になったところだからです。それを引き戻されることへの抵抗感は、思っているよりずっと強いものです。

少しすると:罪悪感が出てくる

解放感が落ち着いてくると、今度は罪悪感がやってきます。

相手を傷つけてしまった。もっとうまい言い方があったんじゃないか。あのとき泣いていた顔が浮かぶ。

この時期の相手は、あなたのSNSをこっそり見ているかもしれません。元気にしているかどうかが気になるのは、まだ好きだからというより、自分のせいで相手が落ち込んでいたら嫌だ、という気持ちからです。

ここで、あなたがあまりにも落ち込んだ様子を見せていると、相手の罪悪感は強くなります。強くなった罪悪感は、「申し訳ないから距離を置こう」という方向に働くことが多い。復縁にとってはあまりいい流れではありません。

逆に、あなたが少しずつ元気を取り戻しているのがわかると、相手はほっとします。そして、ほっとしたあとに、ようやくあなたのことを普通に思い出せるようになります。

しばらくたつと:ふとした瞬間に思い出す

別れてから数か月がたつと、相手の生活も落ち着いてきます。一人でいる時間が日常になって、解放感も罪悪感も薄れていく。

この頃になると、ふとした瞬間にあなたのことを思い出すようになります。一緒に行った店の前を通ったとき。あなたが好きだった曲が流れたとき。体調を崩して、誰かにそばにいてほしいと思ったとき。

それが「戻りたい」という気持ちにつながるかどうかは、別れの理由と、相手が今どんな毎日を送っているかによります。新しい人と出会って楽しくやっていれば、懐かしい思い出のひとつで終わります。逆に、なんとなく満たされない日々が続いていれば、「あの頃はよかったな」という気持ちが少しずつ大きくなることもあります。

振った側が連絡してこない理由

「向こうも少しは気にしているなら、なんで連絡してこないの」と思うかもしれません。

振った側が自分から連絡しにくいのには、いくつか理由があります。

ひとつは、自分から別れを告げた手前、気まぐれに連絡するのは失礼だと思っていること。期待させてしまったら申し訳ない、という遠慮です。

もうひとつは、プライドです。自分で決めて別れたのに、やっぱり寂しいと認めるのは、なかなか難しいものです。

そして、単純に、連絡するきっかけがないこと。用もないのに元恋人に連絡するのは、振った側にとっても勇気がいります。

だからこそ、振られた側から、重くない連絡がひとつ届くと、相手が返しやすくなることもあります。それが「連絡するきっかけ」になるからです。

「別れて正解だった」と思わせてしまう行動

逆に、振った側の気持ちを固めてしまう行動もあります。

何度も引き止める連絡をすること。共通の友人に、相手の悪口や別れの経緯を話して回ること。SNSで、相手を当てこするような投稿をすること。夜中に感情的なメッセージを送ること。

どれも、つらい気持ちから出てしまう行動なのはわかります。でも、相手から見ると、それは「やっぱりこの人とは無理だ」と思わせる材料になってしまいます。別れを告げた側にとって、自分の決断が正しかったと思える出来事は、ある意味で救いでもあるからです。

相手の気持ちは、相手のもの

ここまで振った側の気持ちの流れを書いてきましたが、最後にひとつ。

この記事に書いたことは、あくまでよくある流れです。あなたの相手が実際に何を考えているかは、相手にしかわかりません。SNSの更新や、共通の友人から聞いた話を材料に、相手の気持ちを推理し続けるのは、とても疲れることです。

わからないものはわからないと割り切って、そのかわり自分の毎日をちゃんと過ごす。遠回りに見えて、それがいちばん相手にも伝わる方法なのだと思います。

相手の気持ちが気になってどうしようもないときは、復縁タロットの「相手の心」のカードを眺めてみるのもいいかもしれません。答えというより、考えるための材料として。

頭で考えても答えが出ないときは

カードを3枚引いて、相手の心とこの先の流れを眺めてみるのもひとつの方法です。

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