復縁をあきらめるとき。手放すと決めるための目安
復縁のための情報は、世の中にたくさんあります。連絡の仕方、冷却期間の目安、相手の心理。このサイトでも、そういう記事を書いてきました。
でも、あきらめ方について書かれたものは、あまり多くありません。
この記事は、復縁を手放すかどうか迷っている人のために書きました。あきらめろと言いたいわけではありません。ただ、手放すという選択肢があることを、ちゃんと知っておいてほしいと思っています。
「あきらめる」は負けではない
まず、これだけは最初に言っておきたいのです。
復縁をあきらめることは、負けでも、努力が足りなかったということでもありません。どれだけ相手を想っていても、どれだけ自分が変わっても、相手の気持ちは相手のものです。戻れるかどうかは、あなた一人の頑張りでは決まりません。
あきらめるというのは、自分の時間とエネルギーを、別のところに使うと決めることです。それは、とても前向きな決断です。
手放すことを考えていい目安
ここからは、手放すことを考えてもいいかもしれない、いくつかの状況を挙げます。当てはまるからといって、必ずあきらめなければいけないわけではありません。自分の状況を見直すための材料として読んでください。
相手から、はっきりと拒絶されている
「もう連絡しないでほしい」「あなたとは戻るつもりはない」と、相手から明確に伝えられている場合。
相手が言葉にして伝えた意思は、尊重する必要があります。それでも連絡を続けることは、相手を追い詰めることになり、場合によってはつきまといとして問題になることもあります。
時間がたって相手の気持ちが変わる可能性はゼロではありませんが、少なくとも、あなたから働きかけることはここで終わりにするべきでしょう。
自分の生活が成り立たなくなっている
相手のことを考えすぎて、眠れない日が続いている。仕事や勉強に手がつかない。食欲がない。友人と会っても楽しめない。
こういう状態が長く続いているなら、それは復縁に向けた努力というより、心が限界に近いサインです。いったん復縁のことを脇に置いて、自分の心と体を休ませることを優先してください。つらさが続くようなら、医療機関や相談窓口に頼ることも考えてみてください。
戻っても、同じことが繰り返されると思う
別れの原因を振り返ってみて、相手が変わる見込みがない、あるいは自分が変われる気がしない。戻ったとしても、また同じ理由で傷つくことが目に見えている。
その場合、復縁は目指すべきゴールではないのかもしれません。
相手ではなく、「恋人がいる状態」に戻りたいだけかもしれない
これは少し自分に厳しい問いですが、考えてみる価値があります。
あなたが戻りたいのは、その人なのか。それとも、誰かと一緒にいる安心感や、別れる前の自分の生活なのか。
もし後者に近いなら、それは相手でなくても満たせるものかもしれません。
長い時間がたっても、何も変わっていない
別れてから一年、二年とたって、その間ずっと復縁を考え続けている。でも、相手との関係は何も変わっていない。
時間がすべてを解決するわけではありませんが、長い時間がたっても状況が動かないなら、それもひとつの答えなのかもしれません。
手放すと決めたら
手放すと決めたら、いくつかやっておくといいことがあります。
相手のSNSを見るのをやめること。ミュートでもいいし、フォローを外してもいい。見られる状態にしておくと、どうしても気になってしまいます。
思い出の品を、目につかないところにしまうこと。捨てなくていいのです。箱に入れて、押し入れの奥に置いておく。いつか、それを見ても平気な日が来たら、そのときにどうするか決めればいい。
それから、自分のために何かを始めること。新しい習い事でも、ずっと行きたかった場所への旅でも、なんでもいい。相手のことを考えていた時間を、少しずつ自分のための時間に置き換えていきます。
手放したら、もう戻れないのか
最後に、よく聞かれることについて。
手放したら、もう二度と戻れないのか。そんなことはありません。
不思議なことに、相手のことを追いかけるのをやめて、自分の生活を楽しみ始めた頃に、相手から連絡が来るという話は、決して珍しくありません。執着が消えて、自然体になったあなたは、相手から見ても魅力的に映るからなのかもしれません。
ただ、これを「手放せば戻ってくる」というテクニックだと考えてしまうと、それは手放したことにはなりません。期待しながら手放したふりをしても、心はちっとも軽くならないからです。
本当に手放すというのは、戻っても戻らなくても、自分は大丈夫だと思えるようになることです。そこまでたどり着いたとき、もし相手との縁がまだ続いているなら、そのときにまた考えればいい。
あなたの毎日が、少しずつ、あなたのものに戻っていきますように。